スノーワールドのところでは、また撮影スポットがあって行列ができていました。
「みんなであのソリに乗って、写真撮って貰いましょうよ。」
「うん。」
「えー。お母さまはあんなの嫌ですよね。」
「え…?」
「写真撮りたいですよね?」
「ちょっと無理強いしないの。」
「二人とも仲良くして…。」
「どっちなんですか?」
「…。もう時間がないから次を見ないと…。」
「もうこん…
コンテスト作品の中に、ミー好みのイルミネーションを見つけました。
「かわいい!」
「雪だるま好きなの?」
「それもあるけど、なんか良い雰囲気出てるじゃん。」
「はりぼてなんだね。」
「はりぼてなら作れそうだけど、ミーだったらどんなイルミネーション作りたい?」
「この冬はミニかまくらのライトアップに挑戦したいんだ。」
「ああ、日光で見たって言ってたわね。」
「綺麗だった…
一番奥の藤のドームがあったところまでやってくると、花占いをやっていて、カップルが並んでいました。
「面白そう!」
「あんなのやるの?」
「お母さまも並びましょうよ。」
「あっ。」
ミーがお姑さんの手を引いて花占いの方へ行ってしまいました。
「1グループ1回って感じですね。お母さまが代表して押してください。」
「うん。」
順番が来て、お姑さんがボタンを押すと…
春に白藤の滝のあったところに近付いてきました。
「白藤の滝のライトアップの絵、みさんぽで人気あったんだ。」
「あれ良かったわね。お母さま、これです。」
エルはスマートフォンで絵を見せました。
「良いじゃない。」
「ありがとうございます。…あ、今は光のショーをやってるんだ。」
クリスマスソングに合わせて光のイラストが変化していきます。
「これはクリスマスに…
光のバラ園から奥に行くと、みんなの地球のコーナーがありました。
「撮影スポットに行列ができてるね。」
「ファミリー向けよね。」
「子供向きのイルミネーションだよね。ここって他にも子供向けっぽいイルミネーションあるよね。」
「どこでも結構そうじゃない?それかカップル向けか。」
「今日は子供よりカップルが目立つね。」
「そうね。さ、お母さま行きましょう。」
「……。」
…