「でも、ガスでご飯ってどうやって炊くんだったっけ?」
グゥ~
ミーのお腹が鳴りました。
「じゃあ今から一緒に作ってみる?」
「うん。材料あるかな?」
結局イカの缶詰でイカ釜飯を作ることにしました。
「イカ缶の汁が80gだから、水を80cc減らして…。」
「1合に200cc?」
「そう。それで冬だから1時間浸水するの。」
「えー、そんなに!」
「…じゃあ…
「クーさんのお腹は良くなった?」
「まだ本調子とはいかないの。ラーメンとかカレー食べたいけど我慢してるんだって。」
「そうなの…、クーさんお料理はする人?」
「ちょっとならね。」
「ラーメン釜飯なんかどう?おぎのやの釜があるんでしょ?」
土鍋でも出来ます。
「へぇー、面白いね。ラーメンスープで炊き込むの?」
「そう。ラーメンスープの素1袋で2人分できるよ。」
…
「草履の歩き方を試してみたんだ。」
「どういうの?」
「親指と人差し指で鼻緒をつまんで、かかとを出すのが粋な履き方なんだって。」
「そんなのつまめる?」
「つまもうとしたら、指全体がグーになっちゃったけど。」
「それでどうだった?」
「下り坂の時、鼻緒が食い込まなくて痛くなかったよ。」
「坂じゃなくても、その方が指の股痛まないだろうね。」
「そうだね。あとね、かかとが痛く…
キーが遊びに来ています。
「着物で牛丼屋入ったらさ、お店の人にお正月らしくて素敵ですねって言われたよ。」
「良いよねー。私は面倒で着なかったけど。」
「お正月らしいって言っても、お正月は着物の人見なかったよ。年末の方が見かけた。」
「着物着る人減ってるのかなあ。」
「着る人が少ないから古着物が驚くほど安いんだろうけど…。定価で下着とか小物揃えようとすると結構高いんだよね。」…
最後にお茶のまるいちで一休み。
「あ、ここ給茶スポットだったんだ。」
「給茶スポット?」
「マイボトルにお茶売って貰えるの。」
「あら、それは良いわね。」
「マイボトル持ってくれば良かった。」
「私給茶やってみたいわ。」
お店に入って水筒を探してみたのですが、見当たりませんでした。
「あの、マイボトルにできるものは売ってないでしょうか?」
「いくつかあります…