りっしゅんさんぽ~綿棒でできたお雛さま

植田屋を出て右に、忠敬橋を背にしてお散歩を続けました。 三菱館という洋館の隣に、町並み交流館があります。 「今年は吊るし雛ないんだ。」 今年の展示は古民家のミニチュアがメインです。 「毎年変えているのね。」 「あそこの人たち、台湾から来たんですって。」 隣の忠敬茶屋にも行ってみました。 「大正のお雛さまがあるんだけど、まだ出していないの。毎日商売している…

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りっしゅんさんぽ~お揃いのバッグ

舟めぐりを終えて忠敬橋まで戻ってくると、荒物屋の植田屋で呼び込みをやっていました。 「白壁の蔵が見学できますよー。」 奥の蔵に行ってショッピングをしてから母屋に戻りました。 「去年ここで見たカゴバッグ、買わずに後悔してたんだ。着物でお散歩する時使えると思って。」 お雛さまの向かいにカゴバッグが並んでいます。 「あら、良いじゃない。収納にも使えそうね。」 「…

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りっしゅんさんぽ~舟旅の終わり…そして

舟が橋の下を通るたびに、水面の光がゆらゆら反射して綺麗です。 「うわっ。」 舟すれすれに海鳥が飛んできて、近くで休みました。 「さっきの鳥、また2羽で来てるわ。仲が良いのね。」 「あんた達もお揃いの襟で仲が良いんだねえ。」 「…。」 (何か言わなくちゃ。どうしよう。) その時、終点のすぐ先にあるジャージャー橋から水の流れる音が聞こえてきました。 水の音に紛…

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りっしゅんさんぽ~舟めぐりに思う

舟めぐりでは小野川に住む動物も見ることができます。 「カモもいるわね。」 「3羽で私たちみたいじゃない?」 「…。」 「そうね。」 船頭さんに質問が飛びました。 「川辺に飾ってある人形は何なんですか?」 「あれはね、雛舟春祭りで、雛装束の人たちが通るからね、その飾りなんだよ。」 (雛めぐりとは関係なく土日は賑わうんだなあ。) カンカンカンカン… 舟が線…

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りっしゅんさんぽ~コタツで舟めぐり

舟に乗る時に揺れるかなと思っていましたが、それほど揺れませんでした。 「乗ってから靴を脱いでください。」 草履と足袋なので、脱いだり履いたりが楽でした。 「バランスを取って、もう一人はそっちに座って。」 舟の中央には細長いコタツがおいてあります。 「コタツなんて気が利いてるわね。」 「みかんが欲しいね。」 あとから4人連れが来て、満員になったところで…

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