駅前通りを道の駅方面へ歩いていきます。
「あ、富岡製糸場みたいな建物がある!」
「レンガだぁ。」
「立派だけど、何の建物なんだろう?」
「名所かもね。」
カシャ
旧上野鉄道関連施設下仁田倉庫という史跡でした。
「ずっと線路のこっち側からは行けないみたいだね。」
遮断機のない踏切を超えて元来た道に戻ります。
「こういうの初めて。」
カシャ
…
駅裏方面に進んでウェルシアの左側がねぎ祭り会場です。
すき焼き弁当などを売る屋台の通りを経て広場へ出ます。
「ご当地アイドルのライブだ。」
下仁田ねぎを食べに行こうという歌もありました。
「下仁田ねぎ、少量ずつも売ってる。」
「家用に買ってこう。」
「私もぉ。」
2~3本入りの小袋2つで300円。全く同じものが普通のスーパーのセールで1つ200円ぐらいでした…
ねぎ祭りの限定すき焼き定食を予約してある鍋屋へ。
駅からすぐの暖簾をくぐり名前を告げると、
「つきあたりの2階へどうぞ。」
中庭を突っ切ります。
「錦鯉デカ。」
カシャ
つきあたりの日本家屋に入るとストーブが焚いてあり、「お2階へどうぞ」の張り紙。
スリッパに履き替え2階へ。
「お席へどうぞ。」
「やっと座れた。」
「宴会場みたいだね。」
…
下仁田駅に近づいていくとレトロな車両が停まっているのが見えました。
「わー、クーが好きそう。撮って撮って。」
「かっこいいね。」
カシャ
「飾ってあるのかな?」
後で走っているとこを見ました。
「さっきも上信電鉄走ってるの撮ってもらったし、下仁田って鉄道ファンにもいいね。」
駅の方まで来ると人出がありました。
「この駅いいね。」
カシャ
…
「緩やかな登りで中運動になるな。車はビュンビュン通るけど。」
「ガードレールがあるとちょっと安心できるね。」
「空が真っ青だね。」
「暑ぅい。」
「うん、暑くなってきた。」
みんなで上着を脱いでいると、民家の花壇から黄色いちょうちょがひらひら。
「あれ鏑川だよ。富岡製糸場の脇を流れてんの。」
ザーと音を立て、キラキラ輝いています。
「いい感じのお散歩コース…