続・夏の美味しいうみさんぽ~泉駅から港へ

泉駅。 「5分後にバスが出るから急ごう。」 「小名浜、イオンモール経由いわき行き、間もなく発車します。」 ぎゅうぎゅうに混んでて座れません。 「町中はチェーン店が多いね。」 「左、小鳥屋さんがある。」 「わあ!海町の、海を知らない小鳥さんたち・・・。」 20分ほど揺られていきました。 「次はイオンモールいわき小名浜。」 「降りるよ。」 「なんで?」…

続きを読む

続・夏の美味しいうみさんぽ~今回の行程

前日ミーのとこに泊って行ったユリ。 「大原行った時の写真見せてあげる。」 「わあ、港も夕市の賑わいを喜んでるみたい。」 「明日早いから早く寝なくちゃね。」 土曜の早朝、上野で待ち合わせ。 「ヒロインのご登場。」 (そうだね、私じゃないね) 「おはよう。よろしく。」 水戸で乗り換えがギリギリになってしまいました。 「トイレ混んでたね。」 「電車で行っ…

続きを読む

続・夏の美味しいうみさんぽプロローグ後編

ミミの旦那さんが勤める会社で本格的に輸出が滞ってしまいました。 (もうだめだー。) 「お茶でも飲んで。」 「ありがとう。君も飲んだら?」 「今いいわ。」 「待って待って。どうしたらいいと思う?」 「リストラのこと?」 社長さんの目から涙がぽろぽろ。 「・・・。ちょっとみんなで熱海にでも行きましょう。団体客のキャンセルが出たって言うから。」 最初、今回のうみさ…

続きを読む

続・夏の美味しいうみさんぽプロローグ前編

3年前の夏一緒にうみさんぽしたユリから残暑見舞い。 “大洗の海の夢を見たよ。” 海好きポエマーなユリ。 “呼ばれてる気がするの。また行きたい。” (行こう行こう。青春18きっぷ余ってるし。) とりあえず、ユリにメール。 (ついでにどっか寄ろうかな?) クーにメールして、日曜にスカイプで相談。 「いわきまで行っちゃえば?東北って言っても北関東み…

続きを読む

夏の美味しいうみさんぽ~エピローグ

明くる山の日。 「暑いのに鍋〜?わ!伊勢海老!」 「すごいね。」 旦那さんを起こしに行くミミ。 「レオ、お鍋にニンジンのささがきも入れたよ。」 「・・・カフェ、俺も手伝おうかな。」 「急に何で?」 「昼まで寝れるから。」 「お義父さんが怒るよ。」 「かばってぇ。」 寝たまま抱きつく旦那さん。 「しばらくは会社がんばって。」 「ん〜・・・。」 …

続きを読む