「船だ船だ。」
「潮の香り。」
「海は見えにくいね。」
「26番。はい続いていきましょう。」
イセエビが当たるエビンゴの真っ最中。
「大体、屋根の下なんだ。良かった。」
「保冷の氷だ。冷たーい!」
氷で涼を取る子供のマネをするミー。
「ぐるっと見てみる?」
「行こう行こう。」
会場の手前にキッチンカー、イベント場、屋台。
屋根の下に屋台、イートス…
線路のところにいすみふれあい市場の看板が。
「これも気になるね。」
「左折してすぐかあ。」
「夕市3時からでしょ?品薄になるかも。」
「そうだね。帰りに寄れたら寄ろう。」
人気のない港町をお散歩。
「海まで真っすぐの道って好きだな。」
「住みたくなった?」
「ああいう庭に小さい畑があるのって夢のお家って感じする。でもクーが大きい本屋の近くに住みたいって言うんだ…
「トイレわりときれいだったね。」
3時半ごろ大原駅を出発。
「どっち?」
「線路沿いを来た方に戻るから、右だ。」
「あの電車、いすみ鉄道?」
「そうだね。ミミ、あ、撮ってるか。」
「だいたい撮ってるから。」
「水飲み場だ。・・・ぬるい。そんなにおいしくないかな?」
5分歩いて踏切へ。
「ファミマだ。寄る?」
「涼めるね。」
「みんなでフラッペ飲もうよ…
「暑いけど、いい風。」
涼風至る立秋、2時15分ごろ蘇我で乗り換え。
「ホームに鳥の絵だ!撮って撮って。」
「人多くて無理。」
3分後にぎゅうぎゅうの列車が発車。
「トイレ行けなかったけど、夏場は結構もつよね。」
だんだん空いてきてみんな座れました。
「田舎の駅かっこいい。」
カシャカシャ
「田んぼが多いね。」
「お米もお魚もおいしいの…
散々ミミに甘えた旦那さん。またミミを煙たがるようになりました。
(そろそろ出かけていいかな?)
ミミ達の豆腐屋へミーとキーが来ました。
「港の夕市、台風来なかったら今度の土曜日行くけど。」
「私が買ってきてもいいよ。」
「私も行く。」
「わー、港ってどこの?」
「いすみ市。九十九里浜の南でいすみ鉄道の起点の・・・」
「ふーん。また散歩?せっかく行くなら海で泳げ…