花火の真っ最中、ミミのスマホが振動しました。
熱海で宴会中の旦那さんからメッセージです。
“リストラだって”
(え!もうちょっと待って欲しかった。)
早速返信です。
“なんとかなるよ。気にしないで。”
急いで花火の画像も添えました。
ドン
「わー!」
尺玉が上がりました。
(私はちっぽけだ。)
「きれいだねえ。ミミ、レオ先輩と見たくな…
ドン
「あれカジキじゃない?」
「えー、ツノがないよ〜。」
「捌く前の?」
「あのカジキが空へ!」
ドン
「 昼食べた明太子も。」
「 ありがとう、スケソウダラの子らよ〜。」
「ほんとに明太子?」
ミーとユリが静かになりました。
(疲れた?)
若い男女のグループが気になる2人。
(お面でおどけるアピールは効果あるの?)…
「間に合ってよかった。」
到着5分後、7時半に始まりました。
「おお美しき花火、ミーに屋台を忘れさせ・・・。」
「や、もうお茶がなくってさ。」
「なんだ~。」
「フランクのど渇くよね。」
フランクの屋台の真横に居ます。
「においを楽しむよ。2人は食べなくていいの?千葉着くの深夜だよ。」
「いい。」
撮影に必死なミミ。
「屋台は地の灯りと成り、も…
大通りに戻って南へ。
「学校の横を・・・。」
「そこは学校の中だよ。」
学校の真隣はダイソーでした。
「やっぱりさっきのとこから入るんじゃないの?」
「不法侵入だってば。」
「進んでみよ。」
坂がありました。
「あ、学校の角にダイソーがあるのか。」
下って行くと人が増えてきました。
「あの道入るんだね。」
看板から横道へ。
「あ…
6時、合図の花火が鳴りました。
「駅にも花火大会のポスターとか全然ないなあ・・・。」
「鹿島神宮からも見えるの?」
「分かんない。」
「ググる?」
「あ、あの浴衣のカップルについてってみよう。」
大通りを南へ。
荷物が多く、見失ってしまいましたが・・・
「みんな左に行ってる。」
行列ができていて、係員がいます。
「シャトルバスなんじゃない?駅前でも…