社務所へ。
「明けましておめでとうございます。」
「梅の熊手だ。」
「買ってあげるよぉ。」
1000円。
「受かるといいね。」
テルちゃんはミー達の母校の中等部を受けます。
「あんたも受ける?」
「えー。」
テルちゃんが歩くと鈴がチリチリ。
「いいなあ。」
「なんか試験受ける?」
「えー。」
明日は「天神お守り25個集まる…
「焚き火だー!」
「ダウンに穴開くよ。」こじんまりした境内、他の参詣客は数えるほど。
(熱心に祈ってるな。なんか試験かな?)
ミー達の番。
チャリン、チャリンシャラシャラシャラシャラ柏手・・・
「いい音だったねえ。」
吉祥結びの紐にたくさんの鈴。
「道真様に届いたかなー。」
「届いたよ。」
「なんかグッズ集めたいんだー。」
「おみくじのオマケが安い…
「謹賀新年 荏柄天神社」と掲げられてた入り口。
「おおー!」
「そんなに好きなら来れない距離じゃなかったのに。」
「心で思うだけでいいと思ってたからさー。湯島天神はよく行くけどー。」
ミドリは湯島天神の近くで働いています。
「ご生誕何周年とかで来る気になったんでしょう?」
「まーねー。どーせ散歩するなら思い入れあるとこをさー。」
「みさんぽ効果だね。」
「そー…
4時40分。
「空が白んで来たね。」
東鳥居の側に「荏柄天神社徒歩10分」と立て看板。
「誘導してくれてるー!」
さあ荏柄天神社へ。
「でも誰もいねー。」
住宅街を進んで行きます。
「受験生がこんな時間に出歩かないんじゃない?」
「ちゃんと道標があるね。」
「じゃがバタおいしかったー。コーヒー飲みたい。」
「もっと厳粛にー。」
「ミドリち…
鶴岡八幡宮に差し掛かりました。
鳥居に佇む赤いコートの職員さん達。
「カッコいいね。」
4時、西鳥居。
屋台が並んでいます。
「わーい。」
「先に入口で写真撮ろうぜー。」
「今行っておかないとコースから外れてるからね。」
雑踏にそびえる三の鳥居。
カシャ カシャ
「我々は本宮をお参りしてからミミ達と合流してみます。」
「お気を付けて。」
「弁天…