「菓子パン焼けたみたいだねえ。」
裏はヤマザキのパン工場。
「焼きたて売ってもらえないかな?」
「雨が心配だから寄り道は無理よ。」
「今度プーと行ってみなー。」
「キンモクセイの香りもするわね。」
「あそこだー。」
一礼して境内へ。
「もうすっかり秋ね。」
「静かだねえ。」
枯葉がカサっと落ちてきます。
明日は「お参り」です。
浦和所沢バイパス。天神社の看板まで来ました。
「ここから天神社は見えないねえ。」
「こっちこっちー。」
手前の道から看板の裏の方へ。
「あら、趣があるわね。」
「うんうん。」
カシャ
「あったー。」
「ちょっと分かりにくかったわね。」
「よいしょっと。」
「ミー、道路脇に停めると車のじゃまになるわよ。」
「そっちに3台は鳥居がさあ・・・。」
「…
川越街道を北西へ。
「黒目川の次は柳瀬川。もうすぐ英インターだ。」
柳瀬川を渡ると、
「左がバイパスって書いてあるわね。」
左に下りて行きます。
「緑が多いなー。」
「パンの甘い香りがしてきた!」
「天神社の看板よ!」
ラブホテルの看板も。
「天神のそばにラブホテル建てるなー!」
「子宝子宝。」
「やめてー!」
「アハハ。」
…
十五夜の次の日曜日。
「昼飯食ったかー?」
「食った食った。」
また練馬高野台の高架下で待ち合わせ。
「行くぞー。」
また自転車で笹目通りを北へ。
「このルート慣れたなー。」
「チリん家って遠いイメージあった。」
「電車がなー。」
また笹目通りを北へ。
今回は和光陸橋交差点でチリと合流。
「チリー。」
「あやしい天気ね。」
「川越街道…
グループチャット続き。
「同じメンツで飽きられない?」
「私が誰かと代わろうか?」
「開店準備。」
「私も手伝ってるから。」
「娘がもう少し大きくなってからなら。」
「そっかそっか。それで チリさあ、次のシリーズの主人公いい?」
「ええっ!!」
「2年目エルが手伝ってくれてから、プー、ミミ、ミドリって毎年ヒロイン交代しててさ。」
「私が・・・。テーマはどうするの?」…