東武東上線のトンネルをくぐると、
「提灯だ提灯だ!この辺から黒目川花まつりかあ。」
灯篭も刺してあります。
「ライトアップ見れなくなってごめんなさいね。」
「そんな!わざわざ参加してくれて嬉しいわ。」
「友達思いだよねえ。子供がかわいい盛りなのにねえ。」
「人気キャラがたまには来なくちゃ困るでしょ?」
「私には軽妙なトークもできないからね。お笑いでも見たほうがい…
次は浜崎黒目橋。
「この辺りは賑わってるわね。」
「今日はハードなサイクリングだったけどさ、河原でのんびりするのもいいよねえ。」
「テントでも持ってきたら読書もできるわね。」
「チリはどんな本が好きなの?」
「余暇に読むのなら自伝や伝記が好きかしら。」
「ミドリに道真本借りてたのって付き合いだけじゃなかったかあ。」
「私は近頃絵本ばっかりよ。」
「また手作り絵本送るね…
次は水道橋。
(あ、前の自転車の人、くぐってる。)
付いて行こうとするミー。
「ミー、「おりてとおりましょう」って書いてあるわよ。」
「あ、ほんとだ。」
自転車を押してくぐります。
「変化に富んだコースね。」
「脳にいいかもねえ。」
「ぼーっとしてたくせに。」
「省エネモード、省エネモード。」
「いつもでしょ。」
明日は「浜崎黒目橋」…
岡橋に着きました。
「あ、ローソンだ。」
「寄って行く?」
「うーん・・・」
「そんなに私に気をつかってくれなくてもいいのよ。」
「早く帰ってご飯にしたいなあ。エルが持ってきてくれたかき菜を卵と炒めてさあ・・・。」
「かき菜って菜っ葉のこと?」
「そうそう。だだの菜っ葉だけどおいしいよ。」
「ずいぶん雑な説明ね。でもミーに食べさせてもらったらわかるわよ。」
「近日中…
「いい風。」
「あら、花びらが。」
「私、ちょっとクラクラしてる。」
「休む?」
「次の橋まで行っちゃおう。」
「日差しがあるとバテるわね。夏よりマシだけど。」
「サイクリングは秋冬がいいよ。」
「桜がきれいでしょ。」
「きれいだけどさあ。」
「きれいね。」
明日は「岡橋」です。