樹齢400年以上のハタザクラを前にサクラトーク。
「秋に剪定がセオリーですけどね、胴吹きって早めに摘んじゃった方がいいのかなあって・・・」
「そういうのには色んな流派があります。」
「ああ・・・。」
「ここは茨城の先生にみていただいていますが、なすがままですよ。」
「なすがまま!」
「ひこばえも伸ばしっぱなしでもう10年ですよ。」
「でもカッコいい木になってますねえ!」…
ハタザクラの周りを歩きます。
「カッパのさくら子はどこかしら?」
「いたわよ!」
「もうちょっとこっち向いてくんないかなあ?」
「ハタザクラを見てるんでしょ。」
「かわいい!サクラを眺める笑顔がいいわね。」
「この前のただ座ってるのよりいいね。」
「待ち太郎は待っているのよ。」
「そうだったっけ?」
「いろいろ設定もあるのね。」
「目が離せないわ。永遠の子供という…
(がんばるなあ・・・。)
エルはハタザクラを撮影、チリはパンフレットを読んでいます。
「長勝院って私達の幼時に解体されたのね。」
「あら、結構最近じゃない。」
「老木を前にすると昭和もまだまだ新しいわね。」
(つっこむとこじゃないの?)
「ミー、心の声が聞こえたわよ。」
「いやいや、2人とも若い!私はずっと座ってたいねえ。」
「エルのスマホだけじゃ接写できてないん…
2時、長勝院ハタザクラの地に到着。
「この枝垂れかなあ?」
「「柏の城西の曲輪跡」って書いてあるけど・・・」
「あっちの真ん中でしょ。」
「わあ!すごいすごい。」
他に2、3人しかいないので適当に自転車を駐めました。
「お寺が見当たらないわね。」
「長勝院とは言っても、長勝院跡地なんですよ。」
「あら、そうなんですか。」
「ちょうど今日開花ですよ。みなさんど…
「よっこいしょっと。」
「ハタザクラに出発ね。」
柳瀬川通りの先に進みます。
「あれ?いこいの小径って前に来たっけ?」
「せせらぎの小径のこと?あれは新河岸川を越えたところよ。」
「ちょっと大丈夫?」
「そろそろ左折で・・・あー!立て看板!立て看板!」
「あら、ご丁寧に。」
左折して道なりに行くとまた立て看板がありました。
「わーい、楽勝だあ。」
「立…