ドリンクだけで話し込んでしまう学生さん。
「お花見配信の人達もみんなラブラブなんですか?」
「ど〜だろ〜?ミーさんが既婚者で〜、プーさんはブチさんから…あ!言っちゃダメか…」
「…」
「独女さん達、みんな親元なんですか?」
「私だけ一人暮らしです。」
「あんまりプライバシーは〜…」
「ううん、気になることあったら聞いて欲しい。」
「プー、なんか建ってるぞー。」
…
「ディズニーなら告れる気がしたんです。」
「アハハ!でも携帯の番号知ってるって仲良いね〜。」
「ていうか、クラスの行事で…」
次女のモモちゃんとクロ君が夕食に来ました。
「妹に先越されちゃって〜。」
「ナナさん理想が高すぎるんですよ〜。」
「私も理想は高いよ?」
「ラブラブですね。」
「ラブラブなのよ〜!」
お花見配信も続きます。
「向こうに桜が見えて…
ちょっと修羅場だった豆腐処あずま女。
「じゃ、がんばって。」
「ていうか…」
「ありがとうございました〜、また来てね〜。」
「残してきたものの尊さ…」
「クニさんいいこと言うよね〜。」
「全然!」
ミミは、おかんむりです。
「ごちそうさまでした。」
「ありがとうございました〜、またどうぞ〜。」
「告るの?」
「ていうか…」
お花見配信の一行は五日市…
お花見配信どころではなくなってきました。
「誰かいるの?」
「ていうか…」
クニさんが携帯を奪います。
「コラ!」
「ママ、いいから。」
「こんばんは、カフェの常連です、初めまして。」
「はあ…」
「この子が奥手だから、みんな心配してるんですよ。」
「何かの罰ゲームかと思いました。」
「とんでもない!故郷を離れて、残してきたものの尊さに気づいたみたいで。」…
ノリで長野に電話してしまう学生さん。
「ていうか、元気?」
「おう。学校まだ?」
「クラス分けテストあった!」
「そうか〜。」
「ていうか、今度ディズニー行かない?」
「え!?遠いな…」
クニさんが小声で指導。
「イオンでいいから!」
一方、お花見配信の一行は。
「ここの枝垂れ、かわいいですね。」
そして、くぬぎ橋を過ぎて行きます。
…