モミジ、ツタ黄ばむ11月最初の土曜、早朝。
「おはよう、おはよう。」
「土曜だと私も参加できてうれしいわ。」
「まあちょっとほうじ茶でも飲んでってよ。」
「おはよう。」
窓全開でおしゃべりOKにしました。
「あら、ミーだけ何を飲んでいるの?」
「京番茶、京番茶。20年ぐらい前のがさあ、奥から出てきてさあ。」
「えっ!」
「嗅いでみたら大丈夫そうだけどね…」
…
「奥さんみたい!奥さんみたい!」
ビジネスパートナーになったキー。
「キッチンカーね、3人でやってたのが2人抜けちゃって…」
「なんで?なんで?」
「その親友夫婦がお父さんの店を継いだの。」
「そっかあ。」
「でも急に1人でやることになって、マサ君大変なの。」
「なんか、邪魔しちゃったねえ。」
「ちょうど休みたかった。あ、またジャパンミートでハムの特売やるって。」…
夕方、キーの家へ。
「今日カレーだから、食べてらっしゃいよ。」
「どうもどうも。」
DKでレッサちゃんがモン君に英語を教えています。
「あ、どんなのやってんの〜?」
「今、復習を。」
「あっち行って!」
「はいはい。」
キーの部屋へ。
トントントン
ノックの返事を待たないミー。
「あ、家計簿付けてんの?」
「これマサ君の帳簿。」
…
「大体おいしいものって胃もたれに悪くってさあ。」
豆腐処あずま女に来ています。
「お豆腐食べてればいいんですよ〜。」
「たまにはガッツリいきたいわよね。」
「そうなんです、そうなんです!」
「ミーさん、お豆腐グラタン2皿目じゃないですか〜。」
「こんなの飲み物、飲み物。」
「寝る前に控えれば大丈夫なんじゃない?」
ゴホッ、ゴホッ
「よく噛んで。」
「はい、お…
狭山茶飲んでおしゃべり。
「ボーイフレンド君とはさあ、どんな感じでさあ?」
「マサ君。」
「ボーイフレンドってわけじゃ…」
「家族みたいな?」
マサ君はキーの一家とご飯を食べたり、お酒を飲んだり。
「親戚みたいな…」
「会ってみたいのになあ。」
「年明けぐらいに。」
「年明けかあ。みさんぽ手ぬぐい、お年賀にどうかなあ?」
「手ぬぐいは喜ぶよ、職業柄。」
…