7時40分にやっと初日の出を拝んで。
「ちょっとシャッキリしたなあ。」
「強い光だからな。」
「綺麗でしたね。」
コクリ
広場隣の管理棟へ。
(中坊の溜まり場になってるな。)
(日の出見に来たんじゃないんだねえ。)
「クーさん、百名城スタンプを持って帰れますよ。」
「御自由にお持ち下さい」とスタンプ済みシートがラスト1枚。
「ラッキー!スタンプ帳…
エントランス広場へ。
「ベンチだベンチだ。」
座ってうとうとするミー。
「ベンチも霜がすごいな。」
「本丸跡にも行く予定ですか?」
「いやあ…ミーが眠そうだから、すぐ出発します。」
ハクション!
「大丈夫ですか?」
コクリ
「霜柱もすごいし、冷蔵庫みたいですね。」
みんなで眺めていたガイダンス施設向こうの朝焼けは明後日の方向で、90度南の林から50…
「コーラが凍ってるな。」
「夜明け前、最高に寒かったねえ。」
ガイダンス施設に自転車を停め。
「日の出まであと5分。」
もう少し坂を上ります。
「上るとちょっとあったまるねえ。」
「北条の家紋だ!」
カシャ、カシャ
「みさんぽ手ぬぐいで描いた鱗文に似てるなあ。」
これは三つ鱗です。
「人がいるから、あそこが日の出スポットかな?」
「行…
美山通りを上って行きます。
「ぽ…ぽ…ポークカツレツ!クー、ポークカツレツ好きだよねえ?」
クーのスピードが落ちてきます。
ハア、ハア、
「しりとりどころじゃないねえ。」
ミーはパワーモードにしているので割と平気なのです。
「ブチさん、大丈夫ですか?」
「大丈夫です。」
また中央道を潜り、八王子城跡入口交差点。
「まだ上んの!?まだ上んの!…
高尾街道から八王子城跡までもう少し。
「…わっ!寝落ちしそうで怖いなあ。」
「しりとりしようか?」
「じゃあ、高速道路。」
中央道を潜ります。
「クー、しりとりで、「ろ」。」
「じゃあ、路面電車。」
「ブチさんが「や」ねえ。」
「ブチさん、しりとりで、「や」からです。」
「山登り。」
「ミー、私は、立春さんぽ。」
「渡るよ。」
「←国史跡八王子城跡…