「お姉さんがハル君を心配しているのは…」
「ちょっと待って!ちょっと待って!」
「会議のお茶菓子が必要ね、節税にはならないけれど。」
入って右が運営、左が屋台のテント。
「焼きたてですよー。」
揚げ油もパチパチ鳴っています。
「アイス発見!アイス発見!」
シャモア洋菓子店のブースです。
「人気みたいだね。」
「ステーキの後ってさあ、結構アイスでさ…
「ミドリのことだけど…」
「ちょっと待って!ちょっと待って!」
物販のテントに花菖蒲写真のポストカード色々。
「あら綺麗ね。」
「安い、安い!」
2枚1組で100円。
「公園の維持管理費に充てているんだって。」
「では菖蒲まつりの記念に。」
「カモ写ってるの、コンテスト受賞だって!」
組ごとに封筒入り。
「ありがとうございましたー!」
…
「さっきからイカ焼いてるみたいな匂いがさあ。」
善行橋から北山公園へ
「屋台が出るのは3年ぶりだとか?」
「菖蒲まつり自体が3年ぶりなんだって。」
「正常化、正常化。」
「ステーキの後ではデザート程度ね。」
「いいな、ステーキ。」
「こんど肉買ったら遊びに行くからさあ。」
「私がそっちに行くよ。」
「私も誘ってね。」
明日は「絵葉書」です。
小川を隔てて北山公園です。
「この北川は多摩湖から流れて来てるんだよ。」
「位置的にそうよね。」
「全然わかんなかったあ!」
サーーッと流れる北川。
「この「ぜんこうばし」って、善い行いの善行のことなんでしょうね。」
「えっ? ゆっくり行こう鈍行橋じゃないの?」
「こっちに漢字で善行って書いてあるよ。」
「なんだあ、そっかあ。」
「鈍行橋も良いわね。」
…
次の角にも係員さんが。
「こんにちはー。」
「こんにちはー。」
緩めの坂を下って行き、
「あ、駐輪場にも係の人いるんだねえ。」
(シルバー人材を活用しているようね。)
「結構、大々的なイベントみたいだね。」
「マイバッグとか置いてっても大丈夫そうだねえ。」
「貴重品が残ってないかチェックしたほうがいいと思う。」
「そっかそっか。」
明日は「入口…