「ハイ、1時になりましたのでー、カピバラ温泉はじめさせていただきまーす。」
パチパチパチパチパチ!
「お姉さんに慣れてるね!」
「飼いた〜い(ハート)」
「飼えるらしいねえ。」
「マジかー!?」
「カピバラ温泉は、無理矢理じゃなくてカピバラ次第にさせてもらっています。」
「それじゃ風呂に沈めるだもんねえ。」
「下ネタ禁止なー。」
「南米アルゼンチンの…
「一体、何から話せば。」
「カピバラ温泉が終わってから話せばね。」
「ムリに話さんでもー。」
「まーた、この人いい人ぶって。」
「話しに来たんだしね。」
「先生も話してよ!」
「私はね、春が遅く来ただけなのね。」
「ねえ、見て見て!」
「カピバラのひみつ」はカピバラ温泉のトークに含まれます。
明日も続きます。
「こっちに来ちゃってねえ!」
「懐っこいなー!」
「何の悩みもなさそうな。」
どこかで笑いさざめく子供たち。
「えっ!?」
「そりゃ悩みぐらいあるだろー。」
「恋の悩みね?」
「アハハ、恋とか!」
「なに?なに?」
「カピバラ温泉」まであと5分。
明日も続きます。
こども動物園入り口へ。
「大人200円ね。」
「やっす!」
入場するとマップがあって、
「カピバラは入って右ね。」
「先生、仕切る仕切る。」
「頼もしー。」
「ファミリーと大人女子はいるけどさあ、中高生ぐらいって来ないのかなあ?」
「今、テスト前ね。」
「そっかあ!」
コツメカワウソとタヌキをチラ見して、カピバラ舎へ。
「デカー!」
…
「おーい!」
子ども動物園駐車場ゲート前。
「それで言ってやったの、「うちのプラスチックはその偽ブランドポーチより長持ちします」って。」
「ガムテで延命するかもね?」
アッハハハハハ!
「盛り上がってんなー。」
「お待たせ、お待たせ。」
「どっから歩いて来てんの?」
ここにも駐輪場が。
「ナンダヨー!」
「ゴメン、ゴメン!」
「カピバラ温泉13時…