初詣きものさんぽ～着物の保管と手入れ

きものさんぽをする前にちょっと着物のお話してみます。

「着物って手入れが大変じゃない？」
「あぁ、しまいこんでた着物がカビてたよ。」
「へー・・・。」
「でも洋服のものだって保管は気をつけないと。シャネルのバッグカビちゃってさー。｣
「あー・・・。」
「あと革の草履ほっといたら鼻緒がヒビ割れてたよ。」
「長持ちしないの？」
「皮クリーム塗っとけば大丈夫だったと思う。でも鼻緒は交換できるよ。」
「交換高いんじゃない？」
「わかんないけど、安い草履見かけたから買っちゃった。」
「安いのってどういうの？」
「ポリウレタンとポリエステルでできてる中国製。鼻緒は直せない。」
「鼻緒が直せないとどうなの？」
「履いてみてキツかったらだめだね。」
「サイズ色々あるの？」
「フリーサイズだけだった。」
「ふーん。」

メンテナンスをするか安いものを買い足すかは悩むところですが、最初から劣化させないのが一番です。私がカビさせてしまった絹の着物は１５年くらい放置してありました。たまには着てあげてたらこんなことにはならなかったのに。ちょくちょく着て状態をチェックしておくことが一番の保存法だと思います。どんどんきものさんぽをしてみましょう。

明日はきものさんぽに必要なものを紹介します。