一番奥の藤のドームがあったところまでやってくると、花占いをやっていて、カップルが並んでいました。
「面白そう!」
「あんなのやるの?」
「お母さまも並びましょうよ。」
「あっ。」
ミーがお姑さんの手を引いて花占いの方へ行ってしまいました。
「1グループ1回って感じですね。お母さまが代表して押してください。」
「うん。」
順番が来て、お姑さんがボタンを押すと、お花の色が次々と変わり、ピンクで止まりました。
「ピンクは愛情ですね。」
「愛情…。」
「私たちラブ運高まっちゃいましたね。」
黄色が笑顔で、青が希望で、緑が元気でした。
「ちょっとミー。」
エルに引っ張って行かれました。
「あんまり余計なことしないで。」
「でも喜んでるみたいだったよ。」
「あなたの手前喜んで見せてるだけよ。」
「そうかなあ…。」
明日は「またしても雪だるま」です。
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