初日の出きものさんぽ～遅れた初日の出

腹痛に苦しむクーが心配でしたが、ミーは他のおもちのレポートに。

（今度はずんだにしよう。）
「400円です。」
（これだけ50円高いんだ。）

ずんだは一人で食べきるには甘すぎました。

「寒くない？」
「足袋が薄いから足が冷えるけど大丈夫だよ。」

６時を過ぎると空が明らんできました。

「そろそろ行こうか。」

駅前広場を出て左の方へ。人の流れに従ってゆっくり歩いて行きました。
しばらく進むと逆からやって来て、細道に入っていく人が何人かいました。

「灯台の方は混雑してるのかな？付いて行ってみよう。」

下って行くと、海辺に出て、左手に灯台が見えます。

「まっすぐ行く人はやっぱり灯台目指してたんだね。」

灯台は５００ｍほど先でした。

「ベストスポットが分からないから、人が集まっているところに近付こう。」

初日の出の予定は６時４６分頃でしたが、雲からのご来光は７時２分。

「朝日の色ってレモンとかみかんを連想しちゃう。」
「今食べ物の話はやめて…。」
「ごめん…。」

ミーはクーのお腹が治るよう、初日の出に祈りました。

明日は「貴重なシーンに喜ぶ」です。