首長館を通り過ぎて、奥まで行くとフェンスの向こうに川が流れていました。
「鏑川って言うのね。良い眺め。」
工女たちがここから山を眺めて故郷を思ったのではないかと書いてあります。
「排水のためって言っても、川があるとリフレッシュできるわよね。」
「良い天気だからキラキラしてるね。ベンチもあるし、日向ぼっこでもしようか。」
二人でベンチに腰を下ろしました。
「これだけ長持ちしてるんだから、ここに建てて正解だったのよね。」
「地元の人たちも賛成してたって言うしね。保存には持ち主も頑張ったよね。」
「鏑川ってどこまで流れてるのかしら?」
「高崎で烏川に合流して利根川に続いて行くんだよ。」
「うちの近くの渡良瀬川も利根川の支流よね。」
「実はみさんぽでしばらく利根川にスポットを当ててみるつもりなんだ。主な支流だけで10以上あるけど。」
「良いんじゃない。うちから近いし。」
「ちょっと遠いところもあるけどね。」
明日は「端切れもシルク」です。
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