しばらく無言でお散歩して、線路近くの道から小野川沿いに出ました。
「川沿いは風情があるわね。」
「…去年見れなかった町並み観光中央案内処を見ようか。」
「そうね。手前の酒屋さんにもお雛様あるみたいよ。」
上州屋酒店に入りました。
「これは33年前のお雛さまでね、部品がないのもあって…。扇のところに段ボールを使ってるんですよ。」
「大事になさってるんですね。」
その先が通行止めになっていました。
「どうしよう?」
「どこ行くの?」
「町並み観光中央案内処です。」
「それはあっちだよ。」
「あ、歩きなら通れるんですね。」
「この木の下旅館ってこの辺で一番古い旅館なんだよ。」
「わあ、レトロで素敵。」
「人気がないけど、今でも営業してるのかしら?」
木の下旅館は今でも営業しているそうです。
明日は「珍しいお雛さま」です。
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