六本木さんぽエピローグ

ミッドタウンから地下道に入って、東京メトロ六本木駅を目指していると、プレッセというスーパーを見つけました。

「ここ２４時までやってるんだ。寄ってこ。」

お惣菜などが半額になっていました。

「わー、まい泉のカツサンドが半額だー。」
「明日の朝ごはんに良いね。」

ミーは大きいほう、プーは小さいほうを買いました。

「クリスマスのペーパータオルなんかも売ってるんだね。」
「お茶とフルーツも買わなくっちゃ。わー、お茶色々ある。有名農園の紅茶がセールだー。」

買い物を終え、下り坂の地下通路に戻りました。

「上りは動く歩道になってるんだね。」
「なんかもう眠くなってきちゃった。」
「私も。」

改札前にプラン・ド・ヴィーというジュースバーがありました。

「ベリーアサイー＆カカオっていうの、ちょうど今の気分。」

Mサイズ４００円です。

「すっごくおいしい。一口どう？」
「そんなに美味しいなら全部飲みなよ。」

六本木駅隣の広尾駅で降りて、白金のビジネスホテルに着いたころには、もう２３時前になっていました。

「お風呂は朝で良いや。」
「私も。疲れたね。お疲れさま。」

プーは久しぶりにぐっすり眠れました。

後日談

「六本木ヒルズで「１年後に届ける手紙」ってやりたかった―。」

家に帰ってから、パンフレットを眺めていたミーが無料のサービスを見つけて悔しがりました。

「ミッドタウンで、モエ・エ・シャンドンのクリスマスツリーも見逃したね。１回で全部は無理だよ。」
「年間パスも買ったし、何度も行きたいね。」

明日は「西武池袋店で手作り体験」です。