ホテルをチェックアウトし、西武池袋店のコミュニティカレッジに向かいました。


「こんにちは。」

「体験の方ですね?手前の席におかけください。」
奥半分では、通常コースが和やかに進んでいました。

「まずは、白いペンで図案をトレーシングペーパーになぞってくださいね。」
材料と道具の他に写真入りのテキストお手本が渡されています。

「できましたか?次は印の所をエンボスペンでこすって白く曇らせます。」

「プーも、もうできちゃったの?みんな早いなあ。」

「大丈夫ですよ。」

(急いだほうが良さそう。)

「次は輪郭を刺して行って、レースのように切り離します。」

「これ、綺麗にギザギザにするのが難しいですね。」

「大丈夫、できてますよ。」

(お手本とは程遠い…。)

「あ、破けちゃった。」

「空気が乾燥しているとトレーシングペーパーが裂けやすいんです。破れちゃった所は、裏からテープで貼りますよ。」
途中、パーチメントとはもともと羊皮紙のことだとか、色々うんちくを聞いたりしながら、なんとかパーチメントをやり終え、パーツを重ねて完成です。

「今日は2つ作ったから大変でしたね。いつもはそんなでもないんですよ。2時間も休憩なしでお疲れさまでした。」
必死で作っても約10分オーバー。


「ありがとうございました。」
最後に壁掛け用の色紙を230円で買いました。

「ハードだったー。なかなか綺麗にできないし。」

「デザインが派手だから、細かいところは目につきにくいんじゃない?」

「そうだよね。ぱっと見は立派なカードに作れたよね。エルには突っ込まれそうだけど。」

「エルもきっと喜んでくれるよ。私のカードも、お父さん・お母さん喜んでくれると良いな。」
クリスマスカードは緑の台紙にヒイラギのリースのパーチメントでした。
明日は「年末年始東京のの字さんぽプロローグ」です。
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