暮れゆく富士山と街の眺めは比較的ゆっくりと撮影できました。
「東京タワーの方が人気あるのか。」
「あったかいからゆっくり見れるね。」
「綺麗な写真は撮れるけど、個性ってどうやって出すんだろ?」
「すみません、シャッター押してもらえますか?」
カップルに声をかけられました。
「じゃ、まずこっち向いて一枚。…はい、チーズ。じゃ、向こう向いて座って。」
ミミはノリノリでポーズに注文を付けました。
「軽く視線を合わせて…手も握ってみて。」
カシャ
「ありがとうございました。」
二人はそのまま夜景を眺めています。
「結構気持ちを込めて撮れたな。」
「人物も入れるのがミミには向いてるんだね。」
「ねぇ、今度プーと私撮るときはさ、私たちの友情も表現してよ。」
「あ、そういう風に考えて撮れば良いのか。ワザとらしいのは嫌だけどね。」
6時前には富士山が闇に隠れていきました。
明日は「フォトスポット満載の美術館へ」です。
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