「桜が一輪咲いたって、公式ツイッターにあったけど、どのあたりなんだろう?」
「上見ながら探してみようか。」
もう一つの東屋があるあたりから、桜を探しながら入口へ戻ることにしました。
「ママ、ジューシュ。」
「麦茶にしようね。」
「ジューシュ、ジューシュ。」
マコがジタバタしている横でミドリが駆けていきました。
「マコちゃーん、見てー。恐竜だよー。」
水遊びの池の手前にティラノサウルスの像が立っているのです。
「おー。」
マコはベビーカーから下りると、ティラノサウルスの方へ走っていきました。
「キャー。マコちゃん助けて―。食べられちゃうー。」
「ガオーッ。」
「キーック。」
マコはティラノサウルスの前で効果音を担当しているミーを蹴りました。
「マ…マコちゃん…。」
「やられたー。」
「マコちゃんありがとう。助かったよー。」
「エヘン。」
プーとマキは遠くから見守っています。
「なんで恐竜があるのかあるのかわからないけど、マコちゃん大喜びですね。」
「乱暴で…本当にすみません。」
「ミーもミドリもちゃんと遊んであげれて…私は…。」
「ミーは中身がマコちゃんと同じだけだよー。」
「私もあたふたすることが多いですし…。」
「いろんな大人がいて良いんじゃないかな。」
「ないものねだりしてもしょうがないしねー。」
(子供相手じゃない方が私にあってるのかな?)
明日は「水遊びには早いよ」です。
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