はなみさんぽ２０１８～桜を求めて

「4時半までに来れて良かったね。」

浜離宮恩賜庭園で入場料300円払っていると、遠足の子供たちが帰ってくる頃でした。

「芝離宮より賑わってるね。」
「さっき団体の入場料払ってる人もいたよね。」

中に入ると左の方に菜の花畑が見えました。

「人がいっぱい来るから、砂利がちょっと剥げてるよ。」
「桜は右の方みたいだね。」

内堀にぶつかると、左に三百年の松と書いてあります。

「時間ないから、桜優先にしようか。」

右に藤棚を見ながらしばらく歩くと、桜が見えてきました。

「1本だけかー。」
「色々植えられてるから仕方ないよ。あ、桜見えるところにベンチ空いてるよ。」

花木園の桜とハナモモ（？）が見えるところのベンチで休憩しました。

「よく歩いたねー。」
「いっぱいお散歩した後で良い感じに涼しくなってきたね。」

カラスの声が遠のくと、小鳥が囀り始めました。

「一人で来てたら寂しかっただろうなあ…。」

笑いさざめく人々がベンチの前を行き交います。

「走ってるときは一人でもあんまり気にならないけど、お散歩はリラックスしてするものだもんね。」
「綺麗な景色も良いけど、道連れも大事だね。」

少し休んでから、そばのトイレに寄りました。

「あ、お土産屋さん。グッズとお菓子があるね。」
「今閉めてるとこみたいだよ。」

4時半頃閉店のようでした。

明日は「白より赤」です。