中島のお茶屋の方まで来ると、向こうから人がやってくるのが見えました。
「手前の桜、パンフレットの表紙のだよね。」
「もう終わっちゃってるね。」
「フォトスポットみたいだけど、早咲きなんだね。」
お茶屋や桜染めストール売場を通り過ぎて橋を渡りきると、鷹の御茶屋跡がありました。
「復元中なんだね。」
「完成したらここでお茶飲めるようになるのかな?」
少し進むと水飲み場がありました。
「これ、味試してみる。」
「どう?」
「よく分かんないや。特にまずいとも美味しいとも。」
大手門の方へ戻ります。
「結構大きい木があるね。」
「あ…、カルキで胃が辛くなってきた。」
「え?お腹痛い?」
「痛くはないよ。やっぱりまずい水だった。」
「安全ではあるだろうけど。」
「子供の頃は公園でこういう水飲んでたけど、もう無理。」
明日は「都心に落ちていく夕日」です。
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