関東のの字さんぽ足利編～暗闇の大山阿夫利神社

ゆっくりと階段を下りていきます。

「プーがライト持ってて良かった。なんかナイトハイクみたい。」
「ナイトハイクも面白そうだね。」
「年末年始ならクーがいるけど、あとは、男性メンバーってブチさんくらいかな。」
「…。」

上りの階段がありました。

「どっちだろう？」
「レストラン棟のあたりからも織姫神社って書いてある階段あったから、そこに通じるのかも。」
「じゃあ下りよう。」

さらに下りていくと、下の方から声が聞こえてきます。

「あ、ちっちゃい神社があるね。」

真っ暗な大山阿夫利神社のところで、カップルとすれ違いました。

「あのカップル、さっきのとこで夜景見るんじゃない？」
「バッティングしなくて良かったね。」
「デートスポットだったんだー。」
「織姫神社が縁結びのパワースポットだしね。」
「プーもさ、ブチさんで不満なら、もっと良い人見つかりますようにって、お願いしてみたら？」
「別に「もっと良い人」とか思ってないよ。」
「ブチさんもアリってこと？」
「て言うか、私、結婚したいと思ったことないの。」
「私もクーと会うまではそうだったよ。良い出会いありますようにってお願いしてみたら？」
「うーん…。自分に合った仕事が見つかりますようにってお願いしたいかな。」

明日は「見てびっくり織姫神社」です。