泣いているエルとオロオロする旦那さん。
「落ち着いてください。私は医者です。」
「妻を、娘を助けてください。」
「痛むところはありますか?」
泣きじゃくるエル。
「しっかりして。赤ちゃんのために。」
「…お尻が痛いです…。」
「少し診てみたいですが…ここでは人目もありますし…。」
「私ブルーシート持ってます。ライトも消毒液もあります。」
3人でブルーシートを使って囲みました。
「お医者さんいて良かった。プー、よくこんなもの持ってきたね。」
「急に産気づいたら大変だと思って…。」
「エル…。」
「痛むのはココだけ?」
「はい。」
「…お尻を擦りむいただけみたいね。お腹が張ったり痛んだりしなければ大丈夫と思うけど、早めに検査を受けてね。」
「ありがとうございます。」
明日は「夏の夜のカレー」です。
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