関東のの字さんぽ足利編～心配しすぎ

次の日の日曜も雨予報はハズレのようでした。

「やっぱり今日検査行こう。いつもの先生じゃなくても良いから。」
「あなたがそんなに心配ならそうするわ。ミー、プー、今日お散歩できなくなってごめんなさいね。」
「いいから、いいから。ゆっくり休んでよ。」

みんなで家を出ようとすると、お姑さんがやってきました。


「あら、もう行っちゃうの？サラダ作ってきたのよ。」
「わー、食べたーい。」
「まだマカコさんとの待ち合わせには早いから、お母様とお茶でも飲んでたら？」
「あとで駅まで乗せてってあげるよ。」
「ありがとうございます。」
「お母様、一服しましょう。」
「プー、ブチさんのことだけど…。」
「私ね、医療系に進みたくなったの。目的ができたら結婚しなくても良いかなって。」
「昨日のお医者さん、カッコ良かったよね。」
「色々とお話聞きたいわ。」

明日は「一安心」です。