「あ、ミー。早かったね。」
プーとマカコさんは、足利銘仙を紹介する映像を見ていました。
「これ、どんなこと言ってた?」
「クズ繭で作ってたんだってー。」
「広告に力を入れて大ヒットしたとも言ってたよ。」
「展示の着物格好良いもんね。」
「あ、写真撮影禁止だよ。」
「残念。色鉛筆でも持ってくれば良かったかな。」
原色を大胆に使った和モダンの大柄でした。
「乃木将軍が学習院の女学生の華美な服装を禁止して銘仙程度にしろって言って、銘仙に火が付いたんだって。」
「軍人って質実剛健なんだね。東京ミッドタウンの近くにある乃木坂の旧乃木邸も質素だったし。」
「足利銘仙でも結構豪華だと思うけどねー。」
「白樺派って乃木将軍に反発してできたんだよね。ってことは白樺派に対比されるアララギ派は足利銘仙と近いのかな?」
「どうなんだろうね。最初にあが付くところは同じだけど。」
ショップには、足利銘仙のコサージュ・くるみボタンのヘアゴムの他に、地元の繊維会社の商品が並んでいます。
「わー、このハンカチ素敵。結構旅の思い出にハンカチって買っちゃうものだね。」
安いズパゲッティの糸もあったので、買って帰りました。
「全然人いなかったねー。タダなのに。」
「着物離れが進んでるからかな?」
「展示もショップも良かったし、昼間織姫神社行く人には寄って欲しいな。」
明日は「足利土産で手作りバッグ」です。
この記事へのコメント