処暑さんぽ～黄昏に稲穂

大間木公園の外れ、田んぼの隣で日没を待ちます。

「昼間は晴れてたのに、ちょっと雲が厚くなってきちゃったね。」
「夕焼けは無理かあ。ま、雰囲気分かれば。」

公園のガードレールに寄り掛かれました。

「これ、もうちょっと低かったら座れるのにね。」
「東屋は、もう公園が閉まっちゃったからね。」
「東屋なんかあった？」
「ほら、あっちに。昼間は座ってる人がいたよ。」

目の前を高校球児たちが駈けていきました。

「すごい躍動感！ジョギングのおじさんたちとは違うねえ。」
「比べたら悪いよ。」

どんどん雲が色づいてきます。

「あ、飛行機雲。」
「東京は17時58分が日没だって。」
「あと10分か。もういいや。ちょっと桜橋行ってみようよ。」

明日は「桜橋で記念撮影」です。