月みさんぽプロローグ 2018年10月06日 ミーがお気に入りの急須の欠けに気づいてブルーになっていた秋雨のある日、プーにお母さんから電話が来ました。「元気?山には行ってる?」「ずっと暑かったし、織姫山に行ったぐらいだよ。」「秋分も過ぎればだいぶ涼しいんじゃない?」「そうかもね。しばらく登山の予定はないけどね。」「今度みさんぽでどこに行くの?」「向島から隅田川に沿ってお月見して行くの。」「あら!ミーさんと2人で?」「そう。」「そんなの危ないわよ。」「うーん…。人気のジョギングコースだし、そうでもないと思うけど…。」「実はね、ちょうどその頃ブチさんが出張で東京なのよ。ボディーガードしてくれるように、お母さんから頼んであげるわ。」「そんなの、お疲れのところ悪いでしょ。」「ブチさん優しいから、どんなに疲れてても心配して飛んでくるわよ~。」「やめてよ。」「冗談冗談。でもね、連休にブチさん1人で東京じゃかわいそうでしょ?」「ああ…。」「きれいな所、案内してあげてよ。」明日は「向島百花園への行き方」です。
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