吾妻橋を後に。
「なんかいいよね、夜の屋形船。」
「風情があるよね。」
「あ、ベンチ。座ってこうよ。屋形船も吾妻橋も見える。」
ちょっと後ろを歩いていたブチさんも、黙って座りました。
「うさちゃん食べてから30分しかたってないけど、お団子食べれるでしょ?」
「ありがとう。」
ペコリ
鶴屋吉信の月見だんごは、お団子を帯のようにこし餡が包みます。
「赤福が上品になったような・・・」
「甘さ控えめだね。おいしい。」
「あの屋形船ってさ、夏とか、こっそり忍び込む人いないのかな?」
「えーっ。いないんじゃない・・・?」
「そうだよね・・・。あ、変なこと言うとクーに叱られちゃうな。」
「屋形船、いつか乗りたい?」
「わかんない。こうやって見てるだけでも楽しいし。」
明日は「両国のあたり」です。
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