右手に神田川の合流を見てすこし行くと袋小路でした。
「階段で道路に出なくちゃね。」
月が見え、またすぐ隅田川沿いに行けました。
「橋がいっぱいあるよね。」
新大橋を過ぎました。
「わ!」
道の真ん中の段差でミーがこけました。
「大丈夫?」
「うん。夜はこういうのが危ないね。」
「知らない道だとね。お年寄りには夜さんぽは勧められないかも知れないね。」
「もうすっかりおばさん気分でいたけどさ、ちょっとこけたぐらいじゃ大丈夫って、まだ若いよね。」
「そうだね。」
「何才ぐらいまで転んでも大丈夫だろ?」
「個人差もあるだろうけど、若いうちになるべく転ばない工夫を身に着けたらいいんじゃない?」
「そうだよね、そのためのみさんぽだよね。でも、なんで私ばっかりこけちゃうんだろう?」
「景色を一生懸命見すぎてるんじゃない?足元も見なくちゃだめだよ。」
明日は「芭蕉が愛した月」です。
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