ミミは関東がテーマの店のレシピ開発のために、道の駅で下仁田ねぎを使ったピザも食べてみたかったのでした。
「みんなで食べようよ。」
フードコートの本格ピザ店でねぎピザはMサイズ千円。
焼きあがるまでしばらく待ちます。
「さすがに疲れたねえ。みんなは大丈夫?」
「たまにはいっぱい歩くのもいいよ。」
「おもしろかったぁ。」
「私も。」
こんがり焼きあがるピザ。
みそベースにトッピングは下仁田ねぎ、青ネギ、照り焼きチキン、揚げ玉です。
「ネギにやや刺激があるけど、キー、大丈夫?」
「チーズとクラストが刺激を和らげてくれてる。」
「高いから他のネギも使うのかと思ってたけど、下仁田ねぎオンリーじゃ辛すぎるからか。」
「おもしろい味ぃ。」
「・・・普通にピザとして優れているかというと、違うと思う。」
「下仁田で食べる分には旅情緒があるけどね。」
2枚余ったのをミーとメーで食べました。
「コーヒーは私がおごるよ。」
ピザ屋さんでホットコーヒーが100円です。
「結構おいしいコーヒーだね。」
「おいしいぃ。」
「やっぱコーヒー飲むと元気出る。」
「しばらく休もうか。」
「下仁田の次の駅の方が近いんだけど、道がよくわからないんだ。」
「待合所あったし、下仁田駅でいいんじゃない?」
「あ、私ちょっとお菓子買ってくる。」
ミーは神津バター飴を買ってきました。
「あ、コーヒーの後バター飴ってすごく合う!よかったらどうぞ。」
帰りは田舎の夜道を満月が煌々と照らしてくれていました。
明日は「お披露目会のお手伝い」です。
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