エルの双子お披露目～闇に飲まれる足利

織姫神社の229段の階段を登り切りました。

「疲れた。しょっちゅう来たら鍛えられそう。」
「飲み物買わない？」

境内の自販機、10円玉が釣り切れでした。

「私も疲れたわ。座っていきましょう。」

撮影に夢中なミミを除き、座って夕焼けを眺めます。
三脚で撮影する人もいます。

「大変だったでしょう、お披露目会。普段の育児でも大変だろうに。」
「後でどっと疲れそうよ。でも楽しかったわ。」
「わたしも楽しかった。」
「子供いないの可哀そ扱いされることもあるけどさ、私には楽ちんなのが合ってるな。」
「子供いるのも楽しいだろうけどね。」
「そりゃあね。金魚の赤ちゃんだって可愛いぐらいだからね。」

ゴーン
5時の鐘が麓から聞こえてきました。

「あんまりゆっくりしてられないよね。」
「そうね。イルミも撮りたいでしょ？」
「ね、ちょっとフレッセイでいも串買って食べない？」

駅への途中にあるスーパー・フレッセイに寄ることにしました。

明日は「宵の鑁阿寺」です。