エルの双子お披露目エピローグ

下仁田・足利とハードなみさんぽが続き、翌日ミーは昼過ぎまで起きれず、ぐったりしていました。

「あ、昨日買ったソースせんべ食べよ。」

まるせん米菓の半熟ソースせんべいは、歌舞伎揚げと赤ちゃんせんべいの中間ぐらいの食感で、意外と薄口のソースの甘辛さが絶妙です。

「あー、一気食いしちゃいそう。クーにも買えばよかったな。」

と思っていたら、アメリカのクーから電話です。

「足利、楽しかった？」
「なんかね、手ぬぐい買ったらね、鳥の子色と長春色で、配色図鑑の配色だったよ。」

つまり、アイボリーとオールドローズです。

「色彩の勉強してるんだ。」
「もっと早くやっときゃ良かった。何？さみしくなった？」
「ミー、もうちょっと節約もがんばろう。」
「何か高いもの買ったっけ？」
「コープの宅配で贅沢しすぎ。」

ネットで明細を見た模様。

「料理の勉強にも・・・」
「ミミさんの手伝いに高級エビチリ関係ないのに、何度も何度も。」
「あれはエビがゴロゴロでお得で・・・」
「もっと、先のことも考えて備えようよ。別に、いい企画が出来たら、ミーも店出したっていいよ。」
「お店！」
「貯金増えたら。今年は少し早く帰れる。じゃあ。」

明日は「平成最後の幕開け」です。