こま参道は長い階段で、元日は深夜でも空いてるお店があります。

「杖は布袋竹のが一番安くて600円だ。」

「こうやって4人でいると、僕たち2組の夫婦みたいじゃありませんか?」

「ちょっと、そういうの気まずいよ。」

「ミー、ケンカしないで。一般論だよ。」

「・・・。」

(クーの奴。)
何を言い出すか心配になりましたが、クーは床のタイルのコマの絵を数えるのに夢中です。

(ホッ。)
ゆっくり登っていくとどんどん初詣客に抜かされていきます。

(マイペース、マイペース・・・)

「ミー、田楽とかコンニャクとか食べないでいいの?」

「甘辛いものじゃなくて、甘いものが食べたい。」

「ところどころベンチがあるね。ちょっと座って行かない?」

「結構キツいな。」
ちょっとだけ休憩。

「おはようございます。」
飲食店の人でした。

「大山名物とうふアイスだって!食べる。」
深夜、アイスの客は持ち帰りのみです。¥350

「とうふの主張が強くて甘さ控えめだね。」

「登りながらだと寒くないね。」

「甘いの食べたら元気出てきた。」
ケーブル駅まで13分とありましたが、ミー達は23分でした。
ミー(3)が夜(8)分(2)に訪れたこま参道の階段は382段。
よみうりランドの巨人への道が283段なのでちょうど逆になっています。
明日は「ライトアップされたケーブル」です。
この記事へのコメント