松の内が終わり、クーは再び渡米。
ミーは一人で家にいるのが嫌になり、大山土産の豆腐のみそ漬けを持ってふらっとミミが店番するお豆腐屋さんを訪れます。
「何にしましょう、あ、ミーか。」
「絹ごしと豆乳ちょうだい。」
「はーい。」
「これ、大山で買ったの。マヨネーズに合うよ。薄く切ってサンドイッチにしてもいいかも。」
「ありがと。クーと行けてよかったね。」
「うん・・・。」
つい、涙が一滴。
(わー!)
「また一人になっちゃった。」
「店、お義母さんに代わってもらうから、上がってく?」
「いいよ。ごめんね、心配させちゃって・・・。」
ミーは、泣いて心配されて、だいぶ気持ちが晴れてきたのですが、ミミはまだ、慰めなきゃと思っています。
「あ、あのさ、私ちょっと京都行ってこようかと思ってたんだけど、ミーもどう?」
「京都?」
「そう。京都で食べ歩き。」
ミーの顔がパーッと明るくなりました。
「オフシーズンだから安く行けるね。私調べておく。」
明日は「京都への行き方」です。
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