西陣織風のクッションに持たれ、京都のお惣菜の味を見ます。
「吉兆のお味噌汁、「ほんまもんの」って言うだけある。やっぱ出汁がちゃんとしてるなあ。」
ミミは卯の花が一番気になっていました。
「こんな白い卯の花初めて見た。」
パクリ
「出汁がたっぷりでしょうゆと砂糖がひかえめ。」
「ちょっとちょうだい。・・・うん、出汁を効かせて薄口のしょうゆ使うって知識ではわかってたけど、実際食べるとびっくりするね。」
「色も味も上品だし、京都のイメージとリンクする。」
「風土ってそう言うもんなのかね。FOODだけに。」
今日は突っ込んでくれる人がいません。
「軟水だからこういう味付けにするって言うね。」
「あんまりご飯は進まない感じ。」
「ああ、京都ってパン食べる人が多いんだよね。だし巻きバーガー食べてみよ。」
「だし巻きでバーガーって斬新だけど、玉子サンドブームの流れかな?どんな感じ?」
「ベーコンがいいアクセントになってる。ボリュームも出るし。」
「ちょうだいちょうだい。・・・うん、パンの柔らかさも絶妙だね。玉子焼きに具を入れるんじゃなくて何か重ねるって言うのもアリなんだ。」
なかなか非凡な考察も出てこないのですが、真剣に試食する二人でした。
明日は「京都の小路」です。
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