ミーがいい気持ちで眠り始めた頃、車内の照明がつきました。
「そろそろ着くよ。」
「うーん・・・。」
(5時55分着だからもうちょっと寝かせられるかな?)
バスは10分早く到着。
「ご乗車ありがとうございました。東京駅鍛冶橋駐車場です。」
「ミー、着いたよ。」
「あ・・・、ごめんごめん。」
まだ暗い小寒の朝。
「ひんやりして気持ちいい。」
「眠い・・・。」
「駅どっち?」
「とりあえず道路に出よう。」
左に行ってみたら線路の高架が見えたので、そちらへ。
「有楽町駅は左?」
「そう。バス停から駅まで、冬の早朝は1人じゃ怖そうだね。」
暗くて人通りがありません。
「予定では豊洲の市場で朝ごはんだったね。」
「ごめん、お金なくなっちゃって。その元気もないけど。」
「いいよ。早く帰ってみんなに九条ネギと豆腐のみそ汁作ってあげたい。」
「おいしそう。」
「来てもいいよ。」
「でも食欲より眠気が勝ってるの。帰って寝る。」
駐車場から有楽町駅まで10分くらいでした。
6時にガラガラの有楽町線で家路へ。
明日は「京都みさんぽエピローグ」です。
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