「混んでるけど空気いいし木陰多いし過ごしやすいね。」
「かわいいお地蔵さん!」
カシャカシャ
ケープはかぎ針編みです。
「花想い地蔵だって。」
「アジサイ守ってんだ。」
「て言うか・・・」
毛筆の美しい立札が横にあります。
「はかない人生で花が慰めだってことを・・・」
「だから地蔵がアジサイ守ってんでしょ?」
「て言うか、地蔵がはかない人生に花という慰めを・・・」
「なんで人生がはかないの?」
「仏教でそう言うの。」
「ふーん。」
全文:花想い地蔵・人は誰しもはかない花の想い出の中に生きています。
大切な人との別れ、いとおしい物との別れ
そんな時ふと目に止った花がどんなにか心を慰めてくれたことでしょうか。・いつくしみ深き花地蔵
明日は「本堂へ」です。
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