「ミミちゃん、お帰り。お風呂入っちゃう?」
「後で。」
店番のナナちゃんが気になり、顔だけ洗ってエプロン付けて店へ。
「油揚げちょうだい。」
床屋のおかみさんが来ています。
「みそ汁にするの?冷奴も付けなよ、おばちゃん。」
「無理強いしないの。」
「いいよ、絹ごし1丁もらおうか。」
「毎度ありー。」
「いい人いなかった?職場。」
「そうなの。おばちゃん、イケメン紹介してよー。」
「やっぱりパパみたいのがいいの?」
「ヤダ。もっと大人でいい人で・・・」
「はいはい、釣り合う人になんなさい。」
「また来てねー。」
勝手口から追いかけるミミ。
「ニシさん、待って。」
「あら、あんた焼けたわね。」
「鎌倉で。これお土産です。」
ふやきせんべいの小箱を渡しました。
明日は「エピローグ後編」です。
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