キーを訪ねて行くと甥っ子のモン君も帰って来ていました。
「ミー、それお土産?」
「お茶淹れるね。」
ダイニングキッチンへ。
「はちみつのことで来たんだ。」
「カフェのデザートに使うの?」
「まあ、まずはこの銀座のはちみつを舐めてみようよ。」
「そっちの方が高そうだね。」
「ご飯食べれなくなるよ。」
「いい香り!・・・わあ、高いだけある。はい。」
「・・・うん。」
「いいなあ。」
「一口ぐらいいいでしょ?」
「わーい。・・・おいしいけど、アイスとかチョコの方がいいな。」
「子供はね。銀座のはちみつ大福とくらべてみよう。」
モグモグ
「ゼリー状にして白餡に閉じ込めたんだ。」
「はちみつの良さ分からなくはないけど、そのまま舐めた方が美味しいねえ。」
「洋菓子が食べたかった。」
明日は「エピローグ後編」です。
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