ミドリは国語教師のカメさんにすっかり打ち解けて、道真愛を語っています。
「流されてからの悲しい漢詩を読んでいると、自分のストレスなんかちっぽけなものに思えて来てー。」
「でもさあ、有名な短歌以外はさあ、そんなに…」
「オマエは何様のつもりだー!」
「ごめん、ごめん。」
またテーブル席へ戻るミー。
「ちょっと怒らせちゃってさあ。」
「見てたわよ。でもあの2人は大丈夫そうね。」
立ち見席では…
「おい、うるさいぞ。」
「うるせー言うほーがうるせーわー!」
「ミドリさん、お気持ちはわかりますが、落ち着いて。」
「ハッ! すいません……。」
明日は「第二問」です。
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