先に出て来た男性陣。
「100万円の仕事ができるなら、引き抜きされませんか?」
「無い訳ではないですが。」
「今のところが気に入ってると。」
「いえ、話が消えるというか。まあ、顔ですね。」
「ルッキズムですか。」
「ホーン効果とか…」
「誰かさんて容姿だけが問題でしたっけー?」
「それ、オフの時。」
「あー…」
フクはお化粧を直していて、ミーはトロくて。
…
「ルーティンに甘んじていたが…」
道なりに歩いて行きます。
「まだやれることはあった。」
「君はこれからですよ。」
「そんなん、みんなそーですよー。」
「そう、そう。」
「あれトイレよね?」
「おー! デコってんなー。」
「行こう、行こう。」
きれいで清潔なトイレです。
明日は「ハルとカメ」です。
さっそくフクの実家で役立っていたハル。
「100万も頂いてしまった。」
「すごい、すごい!」
「外注より安上がりだったのよ。」
「確定申告。」
「そうだ。ずっと源泉徴収で、訳わからん。」
「じゃあうちの税理士さんに…」
「税務署で教えてくれる。」
「そっかあ!」
「ミーは自営だろー。教えてやれー。」
「わたし用にエクセルをさあ、クーがアレしてくれたけどさあ。他の人…
ラブリー・サンクチュアリの方へ。
「でもさあ、フクちゃん行動力あるなあ。」
「花火のあと親父さんの車で拉致ったんだよなー。」
「ウフ♡」
「電車で帰るの大変だろが。」
「ハルさん、スゴかったのよ!」
「エッロー。」
「工場のシステム障害を直したんだ!」
「それは凄い。」
明日は「ラブリーサンクチュアリを見上げて」です。
「ああっ! この丸いのさあ、高崎城址のお堀にもさあ。」
6年前、高崎光のページェントで。
「個人宅では見かけないけど、汎用性があるのね。」
普通に買えますが、値段的、大きさ的にイベント用です。
「このボール使いは高崎のほうが勝ってたなあ。」
「まーたお前、ナマイキなことをー。」
「だってこれ水上向けなんじゃない?」
「そもそもお前のイジリは…」
「ハルさん…