ミミはご近所さんと立ち話中。
「カフェのために視察してるんだって?」
「はい。」
「レオ坊は説得できたの?」
「まだです。」
「奥さーん、大変でーす。」
ミミの旦那さんが勤める地元企業の社長さんが走ってきました。
「レオ君が失踪してしまって・・・。」
「久しぶりね。最近なかったのに。」
「「社員を減らした方がいいのかな」ってつぶやいたのを聞かれてしまって。…
「ミミちゃん、お帰り。お風呂入っちゃう?」
「後で。」
店番のナナちゃんが気になり、顔だけ洗ってエプロン付けて店へ。
「油揚げちょうだい。」
床屋のおかみさんが来ています。
「みそ汁にするの?冷奴も付けなよ、おばちゃん。」
「無理強いしないの。」
「いいよ、絹ごし1丁もらおうか。」
「毎度ありー。」
「いい人いなかった?職場。」
「そうなの。おばちゃん…
4時半ごろ東京駅着。
「痛たたた。」
足が痛くてなかなか立てません。
「降りなきゃ。」
ミミが引っ張ってくれました。
「帰れる?」
「大丈夫。長く座るとちょっとね。」
東京駅で別れました。
(痛かったー。クーに甘えよう。)
帰りの車内でアメリカのクーにメール。
“鎌倉暑かったー。膝痛くなっちゃったよー><”
すぐに返事が。
…
ツーリストや女子学生が待つ北鎌倉のホーム。すぐに電車が来ました。
「座れないかと思った。」
「これ15両編成だからさ。JRお金持ち。」
「あー、リフレッシュした。」
「非日常感?お店もそういうの大事かな?」
「そういう店じゃないよ。」
「日常の延長?」
「そっち寄り。」
ガサゴソ
「あ、アームカバー持って来てた。涼しいから使おう。」
横浜駅からカップヌ…
緑に囲まれた円覚寺の入り口。
「円覚寺も行きたかったけど、もうへとへと。」
「私も疲れた。」
「もう3時半か。」
鎌倉駅から4時間半のお散歩でした。
「北鎌倉駅、なんか良いね。」
カシャ
「なんか懐かしい。」
「切符は西口で買えだって。」
「PASMO持って来てよかった。」
「私Suica。便利だよね。」
「失くすと困るけど。」
「なんで失くす…