橋を渡り終え。
「東屋がある。」
「休もっか。」
ザ――
「いいね、ここ。川音聞きながら風に吹かれて。」
「最近ピリピリしてさ。」
「もうすぐ施工だもんね。」
「ぬるい温泉よかった。」
「よかったよかった。」
グワッグワッグワッ
「鳥?カエル?」
「田んぼの方だね。・・・おしり冷えてきちゃった。」
「行こっか。」
明日は「…
吊り橋をのんびり渡っています。
「下流はさらに激しいねえ。」
ザバザバザバ・・・
「わー!」
走ってくる人がいました。
「バウンバウンゆれる。」
「怖い怖い!」
「行ったよ。」
「怖かったー。」
「端っこ怖くない?」
「つかまってると安心するから。」
明日は「一休み」です。
川の向こうに溜池が見えました。
「人がいっぱい。」
「何だろ?」
「釣り堀?」
「ああ、釣り堀だ。釣り人は朝が早いねえ。」
「いろいろあるね。」
「さっきテニスコートもあったしね。スキー場もあるらしいし。」
「リゾート地?」
「なのかな?」
明日は「揺れる吊り橋」です。
ホテルから田園プラザまではお散歩コースです。
少しコースを外れていましたが水車小屋は見れました。
「橋だ。」
「散歩の人いなかったね。みんな車で行くのかな?」
川場かるた散策のプレートが立っています。
「さっきもあった。」
「「は」は薄命の歌人江口きち。・・・兄と自殺だって!」
「なんで!」
「書いてない。」
「自殺はダメ。」
「そうだねえ。大失敗して死に…
芝の広場には・・・
「わあ、古めかしい学校だ。」
「カッコいい。」
カシャ
「歴史民俗資料館だって。」
「今は昔だねえ。」
「映画のセットみたい。」
「入りたい?」
「いい。」
「じゃ、行こっか。」
「芝の香りする。」
「雨上がりだから埃っぽくなくていいね。」
明日は「つり橋を渡ろう」です。