「操糸場もレンガで雰囲気あるわね。」
「和洋折衷なんだよね。」
操糸機の並んでいる中の広いスペースを覗いてみました。
「天井のところ体育館みたいだね。」
「体育館がこっちをまねしたんでしょ。」
中に柱を立てなくても、大きい屋根を支えられる骨組みは、後々他の工場などにも転用されたそうです。
「ガイドの人と一緒に回ってる人たちがいるわね。私たちはよかったの?音声ガ…
正面入り口から入ってすぐに富岡製糸場のシンボルとなっている東置繭所があります。
中に入ると土産物店の入り口に繭を使った手作り体験のパンフレットがおいてありました。
「これやりたい。」
「まちなか物産館って帰り道ね。受付3時までだから大丈夫そうね。」
展示をざっと見ていたらエルを見失いました。
(あ、いた。)
エルは映像コーナーで富岡製糸場の成り立ちを見ていまし…
鳥居のところを曲がると、まるいちというお茶屋さんがあり、テイクアウトメニューがあって店先に座れるようになっていました。
「ここ帰りに寄ろうよ。」
さらに和風の建物のある駐車場のところを曲がって、富岡製糸場前の通りに差し掛かると、客引きをするお店がありました。
「こっちまで来ると賑やかね。」
「お土産屋さんの客引きって、なんか日光みたい。」
富岡製糸場前の石鹸絹工…
上州富岡駅からまっすぐ進むと、道路に富岡製糸場の方向と距離が記されているのに気が付きます。
「道に行き方が書いてあると便利だね。」
「これならミーでも間違わないわ。」
「お店には富岡製糸場世界遺産登録を祝うポスターなんかが貼ってあるけど、あんまり活気ないね。」
「赤城と同じようにシャッター商店街っぽいのかしら。」
「あ、休憩所がある。ここでお弁当食べれば良かったかな。」
…
上州富岡駅で降りて、改札を出ると、暖房のきいたゆっくり座れる待合所がありました。
「ここでお弁当食べちゃう?」
「あっちに良い場所見つけたわよ。」
外のベンチの後ろのレンガの塀に、世界遺産登録を祝う看板がついていました。
「良いね。天気も良いし。」
「そう言えばね、成人の日にお揃いの振袖を着た双子を見たの。可愛かったわー。」
「えー。同じ着物?色違いにすれば取り換…